Windows 11: 社内共有アクセス資格情報の登録手順 (資格情報マネージャー)

Windows 11で社内共有(ネットワークフォルダなど)に繰り返し資格情報の入力を求められる場合や、アクセスが拒否される場合は、以下の手順で資格情報マネージャーに手動で登録してください。

1. 資格情報マネージャーの起動

  1. タスクバーにある検索アイコン(虫眼鏡マーク 🔍)をクリックします。
  2. 検索窓に「資格情報」と入力します。
  3. 検索結果に表示された「資格情報マネージャー」を選択して起動します。

2. Windows資格情報の追加

  1. 資格情報マネージャーの画面で、右側の「Windows資格情報」を選択します。
  2. Windows資格情報の追加」をクリックします。

3. 資格情報情報の入力と登録

開いたダイアログボックスに、アクセスしたい社内共有の情報を入力します。

  1. インターネットまたはネットワークのアドレス:
    • アクセスしたい共有フォルダがあるサーバー名またはIPアドレスを入力します。(例: \\サーバー名 または 192.168.1.10
  2. ユーザー名:
    • 共有にアクセスするためのユーザー名を入力します。(例: ドメイン名\ユーザー名PC名\ユーザー名
  3. パスワード:
    • 上記ユーザー名に対応するパスワードを入力します。
  4. すべての入力が完了したら、「OK」ボタンをクリックします。

4. 登録の確認とアクセス

資格情報マネージャーの「Windows資格情報」の一覧に、新しい資格情報が追加されたことを確認してください。その後、改めて社内共有フォルダへのアクセスを試みてください。

💡 アクセスがうまくいかない場合の補足

資格情報が正しくてもアクセスできない場合、ご使用のPCのネットワーク設定が影響している可能性があります。以下の手順でネットワークプロファイルを「プライベート」に変更してみてください。

  1. 「設定」アプリを開き、「ネットワークとインターネット」を選択します。
  2. 接続中のネットワーク(Wi-Fiまたはイーサネット)のプロパティ画面を開きます。
  3. ネットワークプロファイルの種類」を「プライベート」に変更します。