システムの冗長化について

食肉卸会社向け販売管理システムは改良を重ねて元帳計上以外に毎日のデリバリー業務には欠かせなくなってきました。出庫依頼、配送依頼、デリバリー明細書、納品書など毎日多くの印刷や色々な処理を行っていますので故障時の対策は重要です。オンプレミス運用の保守先各社には業務停止時間を最小限にするため空のコールドスタンバイサーバの設置をお願いしています。迅速にスタンバイサーバを立ち上げ業務再開が出来るように開発会社と共に準備をしております。

ホットスタンバイ環境も可能ですがコストとリスクを検証する必要があります。

https://rjoo.info/wp2/2023/08/03/%e9%a3%9f%e8%82%89%e5%8d%b8%e5%90%91%e3%81%91%e8%b2%a9%e5%a3%b2%e7%ae%a1%e7%90%86%e3%82%b7%e3%82%b9%e3%83%86%e3%83%a0%e3%83%91%e3%83%83%e3%82%b1%e3%83%bc%e3%82%b8%e3%81%ae%e7%89%b9%e9%95%b7/

食肉卸向け販売管理システムの軽減税率対応状況について

2019年10月からの軽減税率対応については法人様都合(同時に最新システムへの入替など)の一部を除いてシステム改修を終了しました、また補助金申請対象の法人様向けの手続きは進行中です。

今回の改修では2023年開始予定のインボイス制度にも対応しております。

改修箇所は買掛元帳、売掛元帳、各種伝票(納品、請求、控えほか)、各種マスタ(商品、取引先ほか)、各種残高管理表(売掛・買掛残高一覧表ほか)

ほとんどの会社が Windows Server 2019 、Windows 10 クライアントへのリプレイス、データベースのバージョンアップなどこのタイミングで大幅な改修を行っています。反省点としてスムーズな移行には1年ぐらい前からの準備が必要と痛感しました。

以前の情報はこちら

個体識別番号履歴問い合わせ B-6

※この処理には個体識別番号が特定されている必要があります。

個体識別番号から仕入から販売までの指定された個体識別番号を含む全ての履歴を瞬時に表示します。社外からの個体識別番号問い合わせや様々な法令に基づいた確認作業に使用します。社内売買、振替処理、倉替え処理されたロットでもトレースでき必要に応じて印刷も可能です。

個体識別番号履歴問い合わせ画面では、伝票日付、処理(仕入、振替・社内売買・倉替、売上ほか)、部課、計上日付、管理No、取引先名、数量、重量、単価、金額が表示されます。

重量精算メニュー A-34 (親メニュー)

重量精算メニューは原料商売の概算取引に関して外部冷蔵庫や取引先への各種依頼書の発行、NET、ABTの訂正などの入力機能等を含む8つの出切精算処理プログラムの集まりです。

この処理のタイミングは、取引先から送付される重量精算書が届いたとき、外部冷蔵庫から送付される出切報告ですがこのシステムではこちらから商品を指定して外部冷蔵庫へ確認するために出切重量確認依頼書を搭載しています。従来は手書きが多かった処理を全てシステムから出力するようになっています。

プログラムと機能は以下の通りです

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