Windows server 2012 のサポート終了

暑い日が続きます、体調にはくれぐれもお気をつけ下さいませ。

いよいよ2023年10月10日でWindows server 2012、Windows server 2012 R2のサポートが終了します。オンプレミス環境で事務所等に設置のサーバーが入替候補になります。同時期にOffice 2016/2019の「Exchange」「SharePoint」「OneDrive」がMicrosoft 365サービスへ接続できなくなります。

サーバー 230803

最新のサーバーはSSDドライブ搭載機器が増え高速になっています、管理機能もIPMI(Intelligent Platform Management Interface)の機能向上で社内システム管理者にとっては以前より負荷が減りました。DELL iDracHPE iLOFUJITUなど各社名称は違いますが現地に出向かなくてもリモートにて様々な操作が可能になりました。

システム管理の強者は未だにWindows Server 2003 R2を稼働させています、Windows server 2012 もちろんそのままでも使用可能ですがリース期限の終了、サーバー本体の保証期間の終了、償却も済んでいると思われますので今回は特にリプレイスをお勧めします。

この記事を作成中にパソコンメーカーより来週(2023/08/07)から価格改定の案内が届きました。運送業界の2024年問題、働き方改革などにより物流費高騰の影響は広がるばかりです。

IT化によって増えたデータ連携依頼

食肉卸会社には仕入先、販売先、運送会社、営業冷蔵庫からデータ連携の依頼があります、それなりの取引規模になると効率を考えてFAXや電話からデータ連携の相談が増えます。

商談

ただ食品卸会社は薄利多売のために処理数が多く慎重に検討する必要があります。大口の販売先から「当社のWEBシステムを利用してくれ」と言われると人的リソースを割り当てて利用するしかありません。次に営業冷蔵庫とは規模によりますが自社冷蔵庫と同じようにデータ連携をするとメリットがあります。

自社が買い主、依頼主にあたる仕入先、運送会社とはメリットが無い限りデータ連携をしません。仕入先から「新しいシステムにしたのでこれで発注して欲しい」と言う提案には「検討する」と一旦受けるでしょうがメリットが無ければ拒否することになります。最後に運送会社とは発注時の手間削減の可否がポイントで宅配便など処理数が多い場合は連携した方がメリットがあります、ヤマト、佐川などの宅配便の会社は専用のシステムや発注書などを無償提供し自社のシステム等と連携しています、最近IT化が進んでいる一般の運送会社とは未だにFAX、電話による依頼が中心です。この販売管理システムでは運送会社様の入力軽減のためにQRコードをFAX用紙に印字するオプションがあります。読み込みシステムは運送会社のシステム側で作成する必要があります。